古くから高級繊維として愛されているシルクですが、実はシルク(絹)の力はそれだけに留まらず、美容や健康にも良いされているのをご存知ですか?
シルクの効果が注目されたのは、群馬県にある富岡製糸場で当時働いていた女工さんがきっかけ。
シルクを扱う女工さん達の手が白くて綺麗だったことから、「繊維としてだけではなく美容にも効果があるのではないか?」と注目され始めました。
近年では更にシルクの研究が進み、シルクの持つ美肌効果が科学的にも証明され始めています。
そこで今回は、シルクと美容の関係性についてご紹介していきます。
そもそもシルクとは
シルクは、蚕を守る「繭」が原料となります。
蚕は、カイコガという名前の蛾の幼虫です。
この虫は、卵から生まれて成虫になるまでの間に、一定期間「繭」と呼ばれる殻の中で過ごします。
この蚕の繭こそが、シルクの原料となります。
●冷気や熱気を遮断する
●内部の毒素や湿気を排出する
●外部から毒素や雑菌が入らないよう遮る
●紫外線を遮る
つまり、繭の内部の温度や湿度をコントロールし、有害な紫外線や毒素はきちんとカットしてくれます。
シルクが肌に良いとされている理由
蚕のつくる糸は、人の肌に限りなく成分が近いとされています。
シルクの主成分となるタンパク質は、セリシン(にかわ質)とフィブロイン(繊維質)です。
そして「フィブロイン」を構成する18種類のアミノ酸は、人間の皮膚とほぼ同じ構成であり、pHも同じ弱酸性となります。
シルクの洋服を着ることには意味があるの?
結論から言うと、シルクのお洋服を切ることは、大切なお肌を守るためには効果があるといえます。
洋服は肌と触れ合う度に摩擦が生じ、少なから肌にずダメージを与えています。
これは、私たちがいつも着ている洋服には、さまざまな繊維が配合されているためなんです。
しかし、先述したようにシルクの原料は人肌に近いもの。
摩擦で生じるダメージを最小限に抑えてくれるのです。
特に、無意識のうちに寝返りを打ってしまうなど、肌に対する摩擦が多くなる就寝中は注意が必要。
身に着けるランジェリーやパジャマなど、シルクが含まれているものを身に着け、お肌をいたわってあげましょう。
シルクの成分が肌にもたらす効果とは
保湿してお肌にハリとツヤを
シワができてしまう多くの原因は「乾燥」です。
シルクは吸水性、放湿性、保湿性に優れており、お肌の潤いを保ちつつ、蒸れないよう余分な水分を外に逃がしてくれます。
紫外線をしっかりカット
幼虫を紫外線から守るため、繭には強力な「UVカット機能」が備わっています。
シルクの主成分の1つである「セリシン」はUVカット能力が凄まじく、なんと約90%もの紫外線をしっかり遮断してくれるのです。
まとめ
この記事では、「シルクがもたらす効果」について書きました。
長い間愛され続けているシルクには、こんなにたくさんのお肌に嬉しい効果が期待できます!
その他にもシルクは美髪効果やコレステロールを下げるなど、様々な分野で効果を発揮してくれています。
ぜひ私たちも日常的にシルクを取り入れていきたいですね。
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