ビジネス向けオリジナルグッズは、売上を期待するだけでなく、企業やブランドのアイデンティティを表現して、ユーザーに対しPRをしたり、感謝の意を示すために作られることが多いです。
今回は、ビジネス向けオリジナルグッズを作る際のポイントやデザインのコツを解説します。
① ゴール(目的)を明確にする
まずは、オリジナルグッズを作る目的を明確にすることが重要です。
目的がはっきりしていないと、デザインやアイテムの選定が難しくなり、無駄に制作費がかさんでしまうこともあります。
例えば、プロモーション目的であれば、
・ どのようなターゲット層に向けたものなのか
・ 何をアピールしたいのか
・ どのような効果を期待しているのか
などを明確にする必要があります。
② デザインの決定
オリジナルグッズを作る場合は、デザインは非常に大切です。
企業やブランドのアイデンティティやメッセージを表現でき、作成したグッズのデザインがおしゃれで顧客から評価されれば、企業(ブランド)の更なるイメージアップにも繋がります。
企業やブランドのロゴをそのままデザインに取り込むのも良いですが、グッズ専用のデザインを作成することも特別感が出るのでおすすめです。
デザインのポイントとしては、以下のようなものがあります。
- シンプルで覚えやすいデザインにする
- 企業のロゴやカラーを活用する
- テーマに合わせたデザインをする
③ アイテムの選定
オリジナルグッズとして作るアイテムは、企業やブランドのイメージに合ったものを選ぶことが大切です。
例えば、一般的なものであれば、文具や食器、Tシャツ・トートバッグなどです。
季節に合わせて、販売するグッズを変えるのも良いでしょう。夏は扇子や小型扇風機・冷感グッズ、冬はマフラーや靴下などが人気です。
また、本体の品質やデザイン性、価格なども考慮して選定することが重要です。
④ 制作費の見積もり
制作費用も重要なポイントです。
アイテムの種類や数量、デザインの複雑さ、印刷方法などによって費用が大きく変動します。
同じデザインでも、作成個数が多ければ多いほど単価は安くなるのが一般的ですが、多く作り過ぎてしまうと、売れ残ってしまうというリスクも大きくなります。
マーケティング戦略を練りながら予算内で最適なデザインやアイテムを選ぶことが必要になります。
⑤ 制作先の選定
制作先の選定もかなり重要です。
価格や品質、納期などが制作先によって異なるため、事前に複数の業者から見積もりを取り、比較・検討することがおすすめです。
また、制作先の実績や評判なども確認しておくとさらに安心です。
⑥ 配布先の決定
配布先を明確にしてアイテムやデザインを選びましょう。
顧客や従業員、取引先など配布先によって最適なものは少なからず変わってくるはずです。
例えば、商品やサービスの販売目的とした場合は、顧客や見込み客、イベントの参加者などに配布することが有効になります。また、社員のモチベーションアップや社内イベントの記念品としては、社員や関係者に配布することが良いでしょう。
性別や年代層、趣味などに合わせてアイテムを選ぶことで、印象の良さを高めることができます。
さらに、配布のタイミングや方法も考慮し、効果的なプロモーションにつなげることが大切です。
配布方法も様々で、例えば、イベント会場での配布の場合、来場者に対してのアピールのためのアイテムやデザインを選ぶことが重要です。また、宅配便などの配布の場合、受け取りやすさや手間のかからなさも求められます。
⑦ 制作時期の調整
制作時期の調整もとても重要です。
納期に余裕を持って制作することで、作成時の問題にも対応しやすくなり、品質やデザインの調整、配布先の準備なども行うことができます。
また、イベントや季節に合わせたアイテムやデザインを作ることで、効果的なプロモーションにつなげることが可能です。
まとめ
以上が、ビジネス向けオリジナルグッズの作り方のポイントとなります。
企業やブランドのアイデンティティやメッセージを表現し、顧客やユーザー、従業員に向けて効果的なオリジナルグッズを作成しましょう。