ぬいぐるみの服をオーダーする方法|採寸のコツと費用・頼み先
「大切なぬいぐるみに服をオーダーしたいけれど、どこに頼めばぴったりのサイズで作ってもらえるのだろう」。既製のぬい服ではサイズが合わず、採寸のしかたや費用、届くまでの日数も分からずに迷う方もいるでしょう。思い出の服を使いたいなら、なおさら慎重になりますよね。
そこで本記事では、ぬいぐるみの服を頼める先と費用、ぴったりに作る採寸と伝え方、頼む前に決めておくことを順に紹介します。自分のぬいぐるみに合う頼み方を、迷わず選べるようになるはずです。
あわせて、思い出の服を使うときの注意や、キャラクターの衣装と校章の権利、服を着たぬいぐるみを記念品にする方法も同じ流れで解説します。
相談だけならお金は一切かかりません。現地工場と直接取引しているプロスタッフが丁寧に対応します。
ぬいぐるみの服をオーダーできる先と費用
ぬいぐるみの服をオーダーするなら、手持ちのぬいぐるみを預けて合わせてくれる専門店や工房に、1着から頼むのが基本です。公開されている例では1着1万円台から数万円ほどで、届くまでは1〜3か月ほど。作り替えのサービスや混み合う店では、半年近くかかることもあります。
既製のぬい服は10・15・20cmの表記で選ぶ
ぬいぐるみ用の服(ぬい服)は、まず既製品を探すのが手軽です。10cm、15cm、20cmといった表記で売られていることが多く、ぬいぐるみの大きさに近いものを選びます。
ただし、この表記は業界の決まりではなく、売り手の間での呼び方です。同じ表記でもぬいぐるみによって胴回りが違うため、必ず実際に測るよう勧める解説もあります。サイズが合わない、着せたいデザインが売っていない、というときがオーダーの出番ですね。
1着なら専門店や工房に預けて作ってもらう
1着だけ作るなら、ぬいぐるみやドールの服を専門に作る店や、衣装を手作りする工房に頼むのが一般的です。ドレスや制服、スポーツのユニフォーム、着物、着ぐるみ風の服まで、さまざまな服を受けている店があります。
ぬいぐるみを預かって採寸し、試作で合わせてから仕上げる店もあれば、写真とサイズで仮の見積もりを出し、ぬいぐるみが届いてから測り直して正式な見積もりにする店もあります。手持ちのぬいぐるみにぴったり合わせたいなら、預けて採寸してもらう店を選ぶと安心です。
頼み先ごとの費用と届くまでの日数
2026年10月時点で公開されている4つの店の5つの例では、費用と日数は次のとおりです。
| 頼み先と作る服 | 1着の価格の例 | 届くまで |
|---|---|---|
| 専門店の普段着 | 1万〜3万円 | 1〜2か月 |
| 専門店の制服・和服 | 2万〜4万円 | 1〜2か月 |
| 部品の数で決める専門店のTシャツ | 1.2万〜1.5万円 | 2〜3週間では難しい |
| 思い出の衣装から作る店 | 4万円 | 約3か月 |
| 制服を決まったサイズに作り替える通販 | 約2万円から | 4〜6か月 |
上の2行の専門店の価格は高さ20〜30cmのくまのぬいぐるみの場合、思い出の衣装から作る店の価格は税別の例で、相場とは言い切れません。部品の数で決める店は、生地を店で用意すると手数料が別にかかります。混み合う店では見積もりの返事だけで2か月以上かかることもあるので、誕生日や結婚式などに合わせたいなら早めに相談しましょう。
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ぬいぐるみの服をぴったりに作る採寸と伝え方
ぬいぐるみの服をぴったりに作るには、高さ・胴回り・頭回りの3か所を測り、定規と一緒に撮った写真を添えて伝えるのが基本です。あわせて、着せやすい開き方と、小さな服に向く生地を選びましょう。
高さ・胴回り・頭回りの3か所を測る
採寸では、座ったときの高さ(頭のてっぺんから座面まで)、胴回り(おなかのいちばん太い所)、頭回り(頭のいちばん大きい所)の3か所を、やわらかいメジャーで測ります。
胴回りが合わないと、ホックやボタンが閉まらなかったり、ぶかぶかになったりします。帽子やかぶるタイプの服を作るなら、頭回りがとくに大切です。綿が詰まったぬいぐるみは押すと縮むので、メジャーを強く締めすぎないように測りましょう。
定規と一緒に正面・横・後ろを撮る
見積もりを頼むときは、大きさが分かるように定規などと一緒に、ぬいぐるみの正面・横・後ろを撮って送ります。着せたい服の画像も正面・後ろ・横がそろうと、作り手が形を読み取りやすくなりますよ。
マークやエンブレム、文字を入れたいなら、その画像も添えましょう。しっぽのある子は、ズボンやスカートにしっぽを通す穴が要るので、後ろ姿の写真で伝えておくと安心です。
頭が通りにくい子は背中で開ける服にする
ぬいぐるみの服の留め具には、面ファスナー(マジックテープ)、スナップボタン、ボタンなどが使われます。ある工房の材料の内訳にも、ユニフォームには面ファスナー、着ぐるみ風の服にはスナップボタンが並んでいました。
頭が大きく、上からかぶせにくい形のぬいぐるみは、背中や前で開け閉めできる服にすると着せやすいでしょう。何度も着せ替えたいなら、着せやすさと、毛や生地を傷めにくい留め具を作り手に相談してください。
生地は薄手で小さな柄が向いている
小さな服に向くのは、薄手で柄の小さい生地です。手芸用品メーカーのツクリエは、ドール服向けに薄手で小さな柄の綿の生地を出しています。
ミシンメーカーのブラザーも、小さな部品は針板に引き込まれやすく、薄い生地は細い針と細かい縫い目で縫うよう解説しています。厚い生地や大きな柄は、そのまま小さな服にすると形や柄が収まりにくいことがあるので、使いたい生地があれば写真で相談するとよいでしょう。
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オーダーの流れと頼む前に決めること
ぬいぐるみの服のオーダーは、相談と見積もりから始まり、ぬいぐるみを預けて採寸し、仕上がりを確かめて受け取る流れが一般的です。生地や色、文字の位置は、見積もりの段階で決め切っておくと作り直しを防げます。
相談から受け取りまでの一般的な流れ
ぬいぐるみの服のオーダーは、おおむね次の順に進みます。最初の相談では、ぬいぐるみの大きさ、服の完成イメージ、生地、予算、使う場面、希望の納期を伝えましょう。
- 相談して見積もりを頼む
- 見積もりの内容と期間を確かめる
- 注文する(前払いの店もある)
- ぬいぐるみを郵送か持ち込みで預ける
- 採寸と試作で形を合わせる
- 仕上がりの写真で確かめる
- 服を着せた状態で返送される
支払いは注文時の前払いの店も、完成後の店もあります。預けている間はぬいぐるみと離れるので、記念日の予定と合わせて考えておくと安心ですね。
生地や文字の位置は見積もりで決め切る
注文のあとに大きく変えると、費用が上がりやすい点に注意しましょう。ある店は、完成品の小さな手直しは無料でも、型紙や生地から作り直す「再作製」は有料としています。
同じ店は、生地や色、ロゴや文字の位置は店に任されがちで、こだわりのある人ほど再作製になりやすいと書いています。こだわりたい部分は、見積もりの段階で写真や図を添えて伝えましょう。作った服の写真をお店のサイトに載せることに同意を求める店もあるので、規約も読んでおくと安心です。
1〜2着なら型紙で自作する選択もある
1〜2着を自分で楽しむなら、型紙を使って手作りする方法もあります。手芸用品メーカーのツクリエは、10cmほどのぬいぐるみ向けのTシャツの作り方を無料で公開しています。
ただし、型紙には使い方の決まりがある点に気をつけてください。ブラザーの作り方動画は型紙の商用利用を認めておらず、個人が売る型紙にも工場での量産や法人での利用を禁じた例があります。服を売る・配るグッズにするなら、型紙から作り手に頼みましょう。
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思い出の服をぬいぐるみの服にするとき
子どもの服や卒業した学校の制服など、思い出の服をぬいぐるみの服にする方法もあります。実物の生地を使うか写真から再現するか、残った布や細かな部分をどう扱うかを、頼む前に確かめておきましょう。
実物の生地を使うか写真から再現するか
実物の生地を使う店では、制服やユニフォームとぬいぐるみを一緒に送り、その生地で小さな服を作ってもらいます。本物の生地やボタンが残るので、手に取ったときの思い出が深まるでしょう。
一方、写真から再現する店なら、元の服を切らずに残せます。手元に無い昔の制服でも、写真があれば作れると案内する店もあります。ただし、実物を使う店でも写真からの再現はドレスなどに限る場合があるので、頼む前に確かめてください。
残った布やポケットの扱いを先に確かめる
実物を使う作り替えでは、元の服の細かな部分がすべて残るとは限りません。ある作り替えのサービスは、使うのは表地とボタンだけで、ポケットは無くなり、裁断したあとの残りの布は返さないと決めています。
同じサービスは、決まったS・M・Lのサイズで作り、手持ちのぬいぐるみに合わせた調整はしません。利用者の感想にも、もう少し細かく相談すればよかったという声がありました。残りの布、ポケットや校章などの細部、サイズの合わせ方の3つは、申し込む前に確かめておくと後悔を防げます。
伸びる生地や目の粗い生地は向かないことがある
持ち込んだ思い出の服を作り替えるときは、伸びる生地や目の粗い生地が向かないことがあります。思い出の服でぬいぐるみそのものを作る企画でも、セーターのような目の粗い生地や、ガーゼのような薄くて目の粗い生地では作れないとして、送る前に生地の写真で確かめていました。
ミシンメーカーのジャノメが協力し、同社の手づくりの拠点で2026年9月に開かれた、思い出の服をぬいぐるみ用の小さな服に作り替える講座でも、伸び縮みしにくい素材の服を、切らずにそのまま持ってくるよう求めていました。使いたい服があれば、まず生地の写真を送って相談してみましょう。
相談だけならお金は一切かかりません。現地工場と直接取引しているプロスタッフが丁寧に対応します。
キャラクターの衣装や制服の権利と安全
アニメやゲームの衣装をぬいぐるみの服にするなら、まず作品の公式ガイドラインを確かめましょう。校章や企業のロゴは持ち主の許可を取り、小さな子が遊ぶなら外れる部品を減らすことも大切です。
アニメの衣装は公式のガイドラインを確かめる
文化庁はコスプレについての解説で、キャラクターの衣装やデザインは著作権法などで守られる場合があるとして、まず作品や権利を持つ企業の公式ガイドラインを確かめるよう呼びかけています。
弁護士ドットコムニュースの2013年の記事で、弁護士は、自分で衣装を作って楽しむのは基本的に問題になりにくい一方、誰かに作ってもらう場合は危険が生じると解説しました。衣装がそもそも著作物にあたるかには議論もあるので、決めつけずに慎重に考えましょう。ぬいぐるみと著作権の記事もあわせて読んでみてください。
校章や企業のロゴは持ち主の許可を取る
学校の制服やチームのユニフォームを小さな服にするとき、気をつけたいのが校章やロゴ、エンブレムです。大学には、ロゴを使う制作物は原則として申請が必要で、売る目的での使用は原則として認めず、大学が特に認めた場合だけ契約を結ぶとしている例があります。
日本サッカー協会(JFA)も、日本代表のエンブレムなどは許可なく使えないという立場です。熊本県も、くまモンを売らずに配るグッズに使う場合でも、利用の許諾の手続きが必要としています。会社の制服を着せた記念品を作るなら、社内の広報やブランドを管理する部署に確かめましょう。
小さな子が遊ぶならボタンを減らす
ボタンやスナップ、ビーズ、リボンの飾りは、小さな子が口に入れられる大きさです。消費者庁によると子どもの口の大きさは直径約4cmで、特に直径や対角線の長さが6〜20mmのおもちゃは、口に入れると窒息のおそれがあります。
小さな子が遊ぶぬいぐるみの服なら、ボタンを面ファスナーや刺繍に置き換える、飾りをしっかり縫い付けるなど、外れにくい作りを相談しましょう。6歳未満の子に配る・売る場合は、決まりへの対応を制作会社に確かめてください。詳しい決まりはSTマークと安全基準の記事にまとめました。
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服を着たぬいぐるみをRONECTで作る場合
学校やチーム、会社の制服やユニフォームを着せたぬいぐるみを、記念品やグッズとしてまとめて作るなら、量産の制作会社が向いているでしょう。株式会社RONECTは、オリジナルぬいぐるみやマスコットキーホルダーなどを手がけるOEMの制作会社で、ぬいぐるみは100個から注文できます。
服を着たぬいぐるみを100個から作れる
RONECTの制作事例には洋服や帽子を身につけたぬいぐるみもあり、服付きのデザインも相談しやすいでしょう。ANAが2021年に客室乗務員の制服を着たテディベアを公式通販で売り出したように、制服を着たぬいぐるみは、その会社や学校らしさを伝えるグッズになります。服だけの注文を受けるかは、見積もりのときに確かめてください。
RONECTの参考料金では、100個注文時で高さ8〜15cmが1個1,500〜1,800円、サンプル代が別に2万〜3万円です。約8cm・約1,000円の制作例もあります。料金は仕様や為替で変わり、配送費が別になることもあるので、税込みか税抜きかも見積もりで確かめましょう。
服を着せ替えにすると、服の型紙や費用、サイズ合わせが増えます。飾る記念品なら、服をぬいぐるみに縫い付けた形でも十分でしょう。ユニフォームを着せたぬいぐるみの作り方はユニフォームぬいぐるみの記事で紹介しています。
完成イメージをAIで無料で作れる
RONECTの強みの一つが、AIを使った完成イメージ画像の無料作成です。制服のデザインやぬいぐるみの希望を伝えれば、サンプルを作る前に、服を着た姿を画像で確かめられます。
校内や社内で、どの制服をどう再現するかを話し合うときにも、画像があると便利ですよね。なお、AIの画像はあくまで完成イメージのため、実際の製品とは形や色が異なる場合があります。料金の目安や制作事例は、オリジナルぬいぐるみ制作のページで紹介しています。
生地や刺繍まで日本人の担当者が工場に伝える
RONECTでは、中国語に対応できる日本人の担当者が、中国の提携工場と直接やり取りする体制です。服の生地や刺繍、付属品、パッケージまで、予算に合わせて提案を受けられます(校章やロゴは、学校や会社の許可を取ったうえで相談しましょう)。サンプルから量産、検品、輸入、国内への納品までまとめて任せられるのも心強い点です。
RONECTの制作期間の目安は、サンプル約2週間、量産約30〜40日、全体で約2〜3か月です。仕様や修正の回数、数量、輸送の状況で前後するので、卒業式や周年行事に合わせるなら早めに相談してください。
相談だけならお金は一切かかりません。現地工場と直接取引しているプロスタッフが丁寧に対応します。
まとめ
ぬいぐるみの服のオーダーは、ぬいぐるみを預けて合わせてくれる専門店や工房に頼むのが基本で、公開されている例では1着1万〜4万円ほど、届くまで1〜3か月ほど(作り替えなどでは半年近く)です。高さ・胴回り・頭回りを測り、定規と並べた写真と着せたい服の画像を添えて伝えましょう。
まずはメジャーで3か所を測り、気になる店に見積もりを頼んでみてください。
株式会社RONECTでは、制服やユニフォームを着せたぬいぐるみを100個から、完成イメージの作成から納品までサポートしています。お気軽にご相談ください。
相談だけならお金は一切かかりません。現地工場と直接取引しているプロスタッフが丁寧に対応します。








