「展示会のノベルティに、うちのキャラクターのぬいぐるみを配れないだろうか」。そう考えても、何個から作れて費用はいくらか、イベントに間に合うのか、景品として配ってよいのかが分からず、社内に提案しにくいと感じる方も少なくないはずです。配った後に使われずに終わらないかという心配もあります。

そこで本記事では、ノベルティにぬいぐるみが向く場面と、配り方に合う形と大きさの選び方を紹介します。大きさ別の費用や最低ロット、納期の目安も同じ物差しでつかめるので、社内の企画書にそのまま使えるはずです。

あわせて、景品として配るときの決まりや子どもの手に渡るときの安全、見積もりの前に決めておくことも同じ流れで解説します。

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ノベルティにぬいぐるみを選ぶ理由と向く場面

ノベルティにぬいぐるみを選ぶ理由は、実用品とは違って手元に残りやすく、かばんに付けたり飾ったりして人の目に触れやすいことです。展示会での手渡しや来場特典、キャンペーンの景品、来訪者への記念品のように、受け取る人が喜んで持ち帰る場面で力を発揮します。

手元に残りやすく人の目に触れる

ノベルティそのものは喜ばれやすい販促品です。株式会社ナビットが2022年9月に主婦を中心とした男女1,000人へ行ったインターネット調査では、ノベルティをもらうのが「嬉しい」「どちらかといえば嬉しい」と答えた人が合わせて84.6%でした。ただし嬉しい品の上位は、ティッシュや文房具などの実用品です。

ぬいぐるみは使う品ではなく、持ち歩いたり飾ったりする品なので、「持ちたい」と思えるデザインかどうかが分かれ目になります。首都圏の15〜24歳の女性507人を対象にしたSHIBUYA109 lab.の2025年1月のインターネット調査では、ぬいぐるみを「バッグにつける」人が59.4%いました。かばんに付けてもらえれば、配った後も人の目に触れ続けます。

展示会や来場特典・キャンペーンで配る

ぬいぐるみが向くのは、展示会のブースでの手渡し、イベントの来場特典、商品を買った人やSNSで応募した人へのキャンペーン景品、来訪者への記念品などです。食品ブランドのゼスプリは2026年、キャラクター「キウイブラザーズ」の小さなぬいぐるみを、購入者向けに2,000名、SNSの応募者向けに200名へ当たる景品にしました。

自治体では、東京都町田市が2020年から、出生届を出した家庭へ地元のサッカークラブのマスコット「ゼルビー」のぬいぐるみをお祝いとして贈っています。配る相手がはっきりしていて、受け取った人が喜ぶ場面ほど、ぬいぐるみの良さが生きるでしょう。

既製品の名入れで足りる場合もある

配る数が数十個と少ない、イベントまで1か月を切っているといった場合は、オリジナルのぬいぐるみより既製品の名入れや印刷タイプのほうが向いています。印刷タイプのぬいぐるみキーホルダーは、イラストを生地に印刷して作る平たい形で、1個から1週間ほどで出荷する店もあるほどです。

一方、キャラクターの形や表情まで立体で再現したい、100個以上配りたいなら、型紙から作るオリジナルのぬいぐるみが候補になります。数量と期日、どこまで再現したいかの3つで、作り方を選びましょう。

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ノベルティのぬいぐるみの形と大きさの選び方

ノベルティのぬいぐるみは、大量に配るならマスコットキーホルダー、記念品として渡すなら手のひらより大きいサイズが基本です。配り方と予算から大きさを決めると、持ち帰りやすく喜ばれる品になります。

大量に配るならマスコットキーホルダー

数百個以上を配るなら、高さ10cm前後のマスコットキーホルダーが扱いやすい形です。小さくて軽いので持ち帰りやすく、かばんに付けてもらえれば宣伝の効果も続きます。

金具は用途に合わせて選びましょう。配布用で費用を抑えるなら定番のボールチェーン、かばんに付けて長く使ってもらいたいならナスカンやワイヤーリング、鍵に付けるなら二重リングが向いています。金具ごとの違いは、見積もりのときに相談するとよいでしょう。

記念品にするなら手のひらより大きいサイズ

来訪者への記念品や抽選の景品のように、数を絞って特別感を出したいなら、手のひらより大きいぬいぐるみが向いています。佐賀県神埼市は2024年に、国民スポーツ大会に向けて高さ35cmほどのマスコットのぬいぐるみを2種類50個ずつ発注しました。

数を絞るぶん、1個に予算をかけて存在感のある品にできるのが大きいサイズの良さです。大きいサイズは存在感がある半面、1個あたりの費用と送料が上がるので、配る数と予算のバランスで決めましょう。

クッションや雑貨と組み合わせる形

ぬいぐるみは単体だけでなく、雑貨と組み合わせた形でも作れます。RONECTの制作事例には、ぬいぐるみが一体になったバッグやカラビナ、マグネット、ヘアゴム、ルームシューズなどがあります。

使い道のある雑貨と組み合わせれば、「飾るだけ」になりにくいのが利点です。たとえば社員や家族向けにはクッション、子ども向けのイベントにはぬいぐるみ付きのバッグのように、受け取る人の暮らしを思い浮かべて形を選ぶと、使ってもらえる品になります。

配り方から大きさを決める

配り方ごとに、向く形と大きさの目安をまとめると次のとおりです。

配り方向く形大きさの目安気をつけること
展示会やイベントで手渡しマスコットキーホルダー8〜15cm持ち帰りやすい袋
抽選やキャンペーンの景品ぬいぐるみ20〜30cm景品の上限と送料
来訪者への記念品ぬいぐるみやクッション20〜40cm箱や手提げ袋
郵送で届ける薄いマスコット厚さ3cm以内荷物の大きさと送料

大きさは、RONECTの料金表の区切り(8〜15cm・20〜30cm・40cm)をもとにした目安です。郵送するなら、日本郵便のクリックポストは厚さ3cm程度まで全国一律240円で送れますが、立体のぬいぐるみは厚くなりやすく、箱の大きさで送料が上がります。

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大きさ別の費用と最低ロット・納期の目安

オリジナルのぬいぐるみの費用は、大きさと仕様で1個の値段が決まり、数量が増えるほど下がるのが基本です。RONECTでは100個から作れて500個から1個あたりが安くなり、相談から納品までは約2〜3か月かかります。

費用を左右する大きさと仕様

1個の値段をいちばん大きく左右するのは大きさです。RONECTの参考料金(100個注文時)は、高さ8〜15cmで1,500〜1,800円、20〜30cmで2,000〜3,000円、40cmで3,000〜4,000円で、約8cmの制作例では約1,000円でした。別にサンプル代が2万〜3万円かかり、税の扱いは見積もりで確かめてください。

同じ大きさでも、生地の種類や刺繍の量、付属品、作りの細かさで値段は変わり、為替や配送費の影響も受けます。グラデーションや細かすぎる模様は再現しにくく費用も上がりやすいので、ロゴや色数を絞ったデザインにすると予算に収めやすくなるでしょう。

100個から作れて500個から安くなる

RONECTの最低ロットは100個からが目安で、500個から1個あたりの価格が安くなります。別にかかるサンプル代も、個数が多いほど1個あたりにならした負担は小さくなります。

ただし、数を増やしすぎて余らせては意味がありません。販促品の専門見本市「インターナショナル プレミアム・インセンティブショー春2026」でも、3日間ののべ来場者は31,688人でした。展示会なら来場者全員ではなく、ブースで話した人やアンケートに答えた人に絞って数を決めましょう。

イベントの日から逆算した注文の時期

オリジナルのぬいぐるみは、RONECTの目安でサンプルに約2週間、量産に約30〜40日かかり、全体では約2〜3か月かかります。日数は仕様や修正の回数、数量、輸送の状況で変わるので、イベントの3〜4か月前には相談を始めておくと安心です。

2027年の春節(旧正月)は2月6日で、その前後は中国の工場が長く休むことが多くなります。3〜4月のイベントや年度末の配布に合わせるなら、年内にサンプルを確かめて仕様を決めておきましょう。

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景品として配るときの決まりと安全

ノベルティのぬいぐるみを配るときは、配り方によって景品表示法の上限がかかるかが変わり、子どもの手に渡るならおもちゃの安全の決まりにも気を配る必要があります。ロゴやキャラクターの権利も、注文の前に確かめておきましょう。

景品表示法の上限と配り方の関係

商品を買った人や来店者にもれなく渡す「総付景品」は、2026年10月時点で、取引価額が1,000円未満なら200円まで、1,000円以上なら取引価額の10分の2までが上限です。抽選で当てる「懸賞」は、景品1個は取引価額5,000円未満なら20倍まで、5,000円以上なら10万円まで、景品の総額は売上予定総額の2%までと決まっています。

上限がかからないことが多い配り方
  • 会社向けの展示会で抽選にせず配る
  • 街頭で誰にでも配る
  • 購入も来店も条件にしない広告の抽選

景品としての値段は、作った単価だけで決まるわけではありません。入手した値段や似た品の店頭価格などから「受け取る人が買うとしたらいくらか」で判断され、消費税も含めて考えます。店やブースに来た人が引く抽選は、買わなくても上限がかかることがあります。

上限は国が引き上げを検討しているので、配る時期の値を消費者庁のページで確かめ、迷ったら消費者庁に事前に相談しましょう。

子どもの手に渡るときの安全

大人向けの展示会で配る品でも、家に持ち帰れば子どもの手に渡ります。厚生労働省が2009年に示したQ&Aでは、不特定多数の大人に配る見本でも、乳幼児が口にする可能性があれば食品衛生法の「指定おもちゃ」の決まりがかかるという考え方です。反対に「対象年齢6歳以上」とはっきり表示し、乳幼児向けに見えない作りにした品は、基本的に対象外とされています。

3歳未満向けのおもちゃには、2025年12月から国への届出や子供PSCマークの表示などの決まりが加わりました。無料で配る品でも製造物責任の対象になりうるので、対象年齢を決めて表示し、目や鼻を刺繍にするなど小さな部品が外れない作りにしましょう。

ロゴやキャラクターを使うときの権利

自社のロゴやキャラクターでも、外部のデザイナーが描いたものは注意が必要です。著作権を譲り受ける契約でも、「著作権法第27条・第28条の権利を含む」と書かれていないと、作り変える権利などが作者に残っていると推定されます。ぬいぐるみにする前に、契約書を確かめておくと安心です。

アニメなど他人のキャラクターは、配るだけの非売品でも許可なくぬいぐるみにできません。権利の考え方は、ぬいぐるみと著作権の記事も参考にしてください。

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見積もりの前に決めておくこと

ノベルティのぬいぐるみの見積もりは、用途と配る人数、デザインの素材、包装と納期の3つをそろえて頼むと、話が早く進み、複数の会社も同じ条件で比べられます。社内の経理の扱いも、このときに確かめておきましょう。

用途と配る人数と予算

まず、誰にどんな場面で配るのかと、その人数、1個あたりの予算を決めます。展示会で配るのか、抽選の景品にするのかで、向く大きさも景品の上限も変わるからです。

経理の扱いも、配り方によって違いが出るところです。国税庁は、不特定多数の人に宣伝のために配る費用は交際費ではなく広告宣伝費になるとしています。

会社向けの展示会で取引先の担当者に配る場合は、多くの人に配る少額の宣伝用の品かどうかで扱いが変わり、少数の取引先に贈る品は交際費になることもあります。経理の担当者や税理士に確かめておきましょう。

デザインの素材と仕上がりの希望

キャラクターの絵やロゴのデータ、見せたい角度の資料があれば用意します。絵が決まっていなくても、イメージを言葉で伝えて相談できる制作会社もあります。

ロゴの入れ方には注意しましょう。ノベルティの制作会社が2024年10月に展示会の参加経験がある105人へ行ったインターネット調査では、もらって困る特徴に「使い道がない」(78人)に次いで「企業のロゴが目立ちすぎる」(42人)が挙がりました。ロゴはタグや服に小さく入れ、キャラクターそのものを主役にすると持ってもらいやすくなります。

包装と届け先と納期

包装も見積もりの金額に影響する項目です。千葉県一宮町(2019年)のぬいぐるみの仕様書には1体ずつ透明の袋に入れて注意書きを1枚ずつ入れる、佐賀県神埼市(2024年)の仕様書には一定数ごとに箱に詰めて箱に品名と数量を書く、という条件がありました。

あわせて、届け先がイベント会場か会社か、いつまでに必要かを伝えます。配る当日に袋詰めを誰がするのかも、先に決めておくと当日の手間が減るでしょう。自治体の場合は、その年度の予算で買うなら3月31日までに納品できる日程で逆算します。

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RONECTでノベルティのぬいぐるみを作る場合

株式会社RONECTでは、企業のキャラクターやロゴを取り入れたぬいぐるみやマスコットキーホルダーを100個から相談できます。完成イメージの作成からサンプル、量産、国内への納品まで、まとめて任せられるのが特長です。

完成イメージをAIで無料で作れる

RONECTでは、AIを使った完成イメージ画像の作成を無料で行っています。キャラクターの絵やロゴ、配りたい場面のイメージを伝えれば、サンプルを作る前に仕上がりの雰囲気を確かめられます。

社内の企画会議や稟議で「こんなノベルティになります」と画像で見せられるので、決裁も取りやすくなりますよね。なお、AIの画像はあくまで完成イメージのため、実際の製品とは形や色が異なる場合があります。

大きさや生地・刺繍まで相談できる

サイズや生地、刺繍、綿の量、付属品、パッケージなど、細かな仕様も相談の対象です。デザインや予算を伝えると、作り方と費用のバランスを考えた仕様を提案してもらえます。

キーホルダーの金具の種類やロゴの入れ方、個包装の有無といった迷いどころも、まとめて相談してみてください。子どもの手に渡りそうな場面で配るなら、対象年齢の希望も最初に伝えておくと話がスムーズです。

日本人の担当者が工場とのやり取りを受け持つ

RONECTでは、中国語に対応できる日本人の担当者が、中国の提携工場と直接やり取りする体制です。中間の業者を通さないため余分な費用を抑えられ、ロゴやキャラクターの細かな修正の希望も中国語で工場に伝えられます。

サンプルの修正から量産、検品、輸入、日本国内の指定先への納品まで一括で対応するので、海外の工場と自分で交渉する必要はありません。相談と見積もりは無料で、料金の目安や制作事例はオリジナルぬいぐるみ制作のページで紹介しています。

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まとめ

ノベルティのぬいぐるみは、配る場面に合わせて形と大きさを選び、大量に配るならマスコットキーホルダー、記念品なら大きめのサイズにするのが基本です。費用は大きさと数量で決まり、オリジナルなら2〜3か月前から準備が要ります。

まずは配る相手と人数、イベントの日を決め、景品の上限がかかる配り方かどうかを確かめましょう。

株式会社RONECTでは、AIによる完成イメージ画像の作成から国内への納品まで、日本人の担当者がぬいぐるみ制作をサポートしています。お気軽にご相談ください。

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